営業禁止地域で営業していた店舗型風俗店から売り上げの一部を受け取ったとして、暴力団組員の男が逮捕されました。 警察によりますと、指定暴力団住吉会系傘下組織の組員、阿部仁史容疑者はことし8月、埼玉県川口市の店舗型風俗店「グリーンサウナ」が営業禁止地域で営業する違法な店だと知った上で、従業員から売り上げの一部である現金1万円を受け取った疑いがもたれています。 店は1年間で1億円以上を不正に売り上げていたとみられ、暴力団側はその一部を“みかじめ料”として月に1回受け取り、総額は100万円ほどにのぼるということです。 警察は暴力団側がほかの店からも“みかじめ料”を受け取っていた可能性もあるとみて、暴力団事務所などに家宅捜索に入り、詳しい経緯を調べています。