ルーブル強盗 新たに5人逮捕 155億円相当の宝飾品8点は未だ見つからず

フランス・パリのルーブル美術館強盗事件で、検察当局は、新たに5人を逮捕したと発表しました。 パリ検察トップのロール・ベキュオ氏は30日、地元ラジオメディアに出演し、ルーブル美術館強盗事件で、新たに5人を逮捕したと発表しました。 うち1人は、事件当時に現場にいた4人の強盗団のメンバーとみられるということです。 経済的価値だけでおよそ155億円相当とされる宝飾品8点は見つかっていません。 地元メディアによりますと、5人の容疑者は、29日午後9時頃に高級住宅街として知られるパリ16区やパリ近郊で身柄を拘束されたということです。 この事件をめぐっては、美術館に侵入した実行犯とみられる男2人が25日に逮捕され、29日に起訴されました。 既に起訴された2人は、ともにパリ近郊在住で窃盗の犯罪歴があり、1人は北アフリカのアルジェリア国籍の34歳の男で、もう1人はフランス国籍の39歳の男だということです。

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