違法性風俗店からみかじめ料 暴力団組員の男を逮捕/埼玉県

ことし8月、川口市の禁止された地域で営業していた性風俗店から、みかじめ料として現金1万円を受け取ったとして、暴力団組員の男が逮捕されました。 組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団・住吉会系組員で川口市並木の阿部仁史容疑者(47)です。 阿部容疑者は、ことし8月、川口市西川口の公衆浴場「グリーンサウナ」が禁止された地域で営業する、違法な店と知りながら、従業員から売上の一部の現金1万円を受け取った疑いが持たれています。 警察は、捜査に支障があるとして、阿部容疑者の認否を明らかにしていません。 警察によりますと店は年間で1億円以上、売り上げていたとみられ、阿部容疑者は2018年1月から先月までに、みかじめ料として、月に1回1万円、あわせておよそ100万円を受け取ったとみられています。 警察は、店の売上が暴力団の資金になっていた可能性があるとみて、詳しく調べています。

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