盗撮と不適切事務処理 県が職員2人を懲戒処分【徳島】

県は10月31日、盗撮の疑いで逮捕された職員を懲戒免職処分に、不適正な事務処理を行った職員を減給の懲戒処分にしたと発表しました。 懲戒免職処分となったのは、県農林水産総合技術支援センターの、27歳の男性研究員です。 この研究員は2025年8月、出張先の岡山県の商業施設で女性のスカートの中をスマートフォンで動画撮影した疑いで逮捕されました。 警察の取り調べや県の聞き取りに対し、「盗撮行為を繰り返していた」と話していることから、31日付けで懲戒免職処分としました。 また、不適正な事務処理を繰り返した県南部総合県民局の45歳の男性係長を、減給6か月の懲戒処分とし主事級に降任させました。 この係長は、2021年度から24年度にかけ、河川の敷地に構造物を設置した企業や個人に請求すべき「河川占用料」約1073万円を未請求だったほか、契約書などの関係書類を廃棄するなどの不適正な事務処理を繰り返していました。 県人事課は「全庁一丸で、綱紀の保持と服務規律の確保に努めていきたいと」とコメントしています。

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