埼玉・老人ホーム入所者2人殺害 県が施設に立ち入り調査

埼玉県鶴ヶ島市の老人ホームで入所者2人が殺害された事件を受け、県は31日、施設の立ち入り調査を行いました。 31日、埼玉県が立ち入り調査を行ったのは鶴ヶ島市の老人ホーム「若葉ナーシングホーム」です。 この老人ホームでは今月、入所者の高齢女性2人が殺害され、このうち1人を殺害したとして元職員の木村斗哉容疑者が逮捕されています。 これまでの取材で木村容疑者が「暗証番号を入力し建物に入った」などと供述していることや、電子ロックの暗証番号が木村容疑者が働いていた頃から変わっていなかったことがわかっていて、県は31日、暗証番号の管理体制や夜間の職員の体制などを調べた上で、施設に指導などを行ったということです。 埼玉県の担当者 「暗証番号の関係でございますが、相当期間、変更されていなかったことが確認されました。結果的にこういう事件が起きてしまいましたので、問題があったと感じました」 施設の暗証番号はすでに変更され、定期的に変更する運用に改められていたということで、県は今後、改善された点が維持されているかを定期的に確認したいとしています。

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