26年前の名古屋市女性殺害 突然訪問し犯行に及んだか

26年前、名古屋市で当時32歳の女性が殺害された事件で、容疑者が女性の自宅アパートを突然訪問し、犯行に及んだとみられることが分かりました。 26年前、名古屋市西区のアパートで高羽奈美子さん(当時32歳)が殺害された事件で、港区の安福久美子容疑者が逮捕・送検されました。 警察は、2日午後、安福容疑者の自宅に事件に関係するものが残っているかなどを確認するため、家宅捜索に入りました。 捜査関係者によりますと、当時、現場のアパートには食べかけのミカンが残されていて、奈美子さんが几帳面な性格だったことから、予定になかった状況で容疑者が訪問していたとみられることが分かりました。 また、当時の現場の状況と1日の現場検証での容疑者の説明がおおむね一致していることから、奈美子さんは玄関先で襲われたとみられます。 安福容疑者は奈美子さんの夫・悟さんの高校の同級生で、調べに対し、容疑を認めています。 奈美子さんと面識はなかったとみられ、警察は、動機の解明など捜査を進めています。 警察は、ことし夏頃に、安福容疑者の事情聴取を任意で始めたとしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加