26年後の急展開に「元気をもらい、私も頑張ろうと思った」16年前の“未解決事件”で夫を失った女性が感じた“希望”【新潟市東区 タクシー運転手強盗殺人事件】

事件から26年がたち、急展開を見せた名古屋市の主婦殺害事件。 新潟の未解決事件の遺族は「元気をもらい、私も頑張ろうと思った」と語りました。 「26年たって、こういうこともあるんだなと思って、元気をいただいたり私も頑張ろうと思ったり、反省したり…いろいろな気持ちに、強い気持ちに変わりました」 こう語ったのは、16年前の強盗殺人事件で夫を失った女性です。 2009年11月1日、新潟市東区のタクシー内で阿部次男さんが殺害され、売上金が奪われた強盗殺人事件。16年たった今も容疑者の逮捕には至っておらず、11月1日には、警察が現場周辺のおよそ650世帯にチラシなどを配り、情報提供を呼び掛けました。 新潟東警察署 細井達彦 署長 「ぜひ警察に情報提供よろしくお願いします。必ず犯人は捕まえます」 阿部さんの妻 「負けてちゃいけないと思って。そうでないと、上にいる主人がかわいそうですので、一日も早く安らかな気持ちで休んでもらいたいと思う」 名古屋市の事件では、被害者の夫・高羽悟さんが情報提供を呼びかけ続けるとともに「犯人が捕まった時の現場検証のために残しておきたい」と、これまで2200万円以上の家賃を支払い、アパートの部屋を借り続けていました。 阿部さんの妻は、名古屋の事件の容疑者逮捕について「元気出さなきゃいけないなと思って、思わずテレビに向かって手を合わせてしまいました。すごいなと思いました。家族の愛が大切だなと思ったり、いろいろ考えさせられました」と話しました。 東区の強盗殺人事件で警察は、JR新潟駅南口から最後にタクシーに乗った男が事件に関与したとみていて、1件でも多い情報の提供を呼び掛けています。

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