Aぇ！groupの草間リチャード敬太（29）の逮捕から1か月が経った4日、同グループのYouTubeチャンネル「Aぇちゅーぶ」が再開した。 活動休止中の草間を除く4人で登場。末澤誠也が「みなさま、お久しぶりでございます！」と切り出し、佐野晶哉ら他のメンバーも「お待たせしました！」などと動画をスタートさせた。同チャンネルは先月7日に更新を休止すると発表していた。 メンバーは普段と同じ明るい雰囲気で「記憶力ゲーム」を競ったが、草間の事件が暗い影を落としていることに変わりはない。特に公開が延期された（当初は来年1月9日公開）、Aぇ！groupと西村拓哉の主演映画「おそ松さん 人類クズ化計画！！！！！？」は苦労して撮影されただけに、メンバーのショックは大きいだろう。 「おそ松さん」は往年のギャグ漫画「おそ松くん」を原作とし、大人になったおそ松ら6つ子を描いた作品で、2015年からシリーズ化された。6つ子はハタチを過ぎても定職に就かず、親のスネをかじる〝クズ〟という役柄。今作は映画化第2弾で、草間は異様に明るくハイテンションの五男・十四松役を演じた。映画関係者の話。 「撮影は今年6～7月、茨城や群馬など関東圏で行われたばかりでした。屋外ロケ中心で、炎天下で過酷そのもの。リチャさんらは役柄として長袖で厚手のパーカを着用し、暑熱対策でスタッフが用意した身体用の冷却ジェルを使いました。それを使ってもまさに〝焼け石に水〟状態で大変だったけど、無事乗り切りました」 草間は、航空自衛隊を描いた4月期のテレビ朝日系木曜ドラマ「PJ～航空救難団～」で自衛官役を好演。そのクランクアップ後に「おそ松さん」の撮影に臨んだ。 「『PJ』の撮影も大変だったそうで、その経験があったからこそ『おそ松さん』のロケには自信を持って臨めたそうです」（前出関係者） ところが、草間は10月4日に事件を起こして逮捕されたため、事態は暗転。関係者らはメンバーらの現場での奮闘を知っているだけに、残念がる声であふれている。 「おそ松さん」の公開は果たしてどうなる――。