BD戦士がRIZIN会見乱入→司会に詰め寄り騒然 運営は問題視「誰ですか?逮捕したほうがいい」

格闘技イベント「RIZIN」が5日、六本木ヒルズアリーナで行った緊急記者会見に「BreakingDown」の選手が乱入。タイトル戦が決定したBreakingDown社長の朝倉未来は泥を塗られる形となった。会見後の囲み取材で榊原信行代表が苦言を呈した。 勘違いも甚だしい行為だった。タイトル戦が決定した朝倉と現RIZINフェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフのフェイスオフ直後に埼玉喧嘩自慢として知られるメカ君が待ってましたと言わんばかりに舞台上に乱入した。 マイクを持っている司会進行の鈴木芳彦アナに詰め寄り、芦澤竜誠との対戦をなぜか懇願。豪華カード発表で盛り上がっていた会場は一気に興ざめした。 ネット上ではメカ君の乱入は「やらせ」であったという指摘も。榊原代表は「違います」と真っ向から否定し「誰ですか? 逮捕したほうがいい」と断じた。 続けて「ごぼうの党のおっさんもそうだったけど、いまって愉快犯で悪名は無名に勝るみたいなところで、ああいうことばっかり仕掛ける人がいるんで」とため息。「ああいうことをやる人は名前を出されることを待ってるわけだから」と呆れた。 暴力行為はなかったものの、関係者が危険にさらされた。榊原代表は「セキュリティーもしっかりガードしなくちゃいけない」と今後の会見の警備体制の強化を示唆した。 格闘技エンターテインメント「BreakingDown」からはこれまで冨澤大智や細川一颯、安井飛馬、YURAなどが出場。どの選手も実力や知名度を積み上げ、切符をつかみ取っており、この日のような行為に出た者はいない。SNS上の発言で炎上することもあるジョリーでさえも一歩ずつ歩んでいる。RIZIN10周年大会という舞台を利用した一方的な乱入は運営、そしてファンも到底受け入れられるものではない。

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