元県議の社会福祉法人理事長 収賄容疑で逮捕/埼玉県

越生町の社会福祉法人が町内に建設を計画していた特別養護老人ホームを巡り、業者側に便宜を図った見返りに現金3300万円を受け取ったとして、警察は元県議で、この法人の理事長を逮捕しました。 社会福祉法違反の収賄の疑いで逮捕されたのは、元県議で社会福祉法人「藤和会」理事長の加藤清容疑者(65)です。 警察によりますと、加藤容疑者は2021年11月から去年3月ごろ、藤和会が越生町に建設を予定していた特別養護老人ホーム「四季の郷」の設計や工事監理業務委託に関わる随意契約で、業者選定の際に便宜を図った謝礼として、業者側から現金3300万円を受け取った疑いが持たれています。 また警察は、業務を受注した川口市の設計会社役員 藤間哲容疑者(62)を社会福祉法違反の贈賄の疑いで逮捕しました。 警察によりますと、2人は今回の随意契約に関するやりとりで、初めて知り合ったとみられています。 警察は2人の認否を明らかにしていません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加