元県議妻「ほっとした」 立花氏逮捕受け会見 兵庫

1月に死亡した竹内英明元兵庫県議の名誉を傷つけたとして、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)が逮捕されたことを受け、告訴した竹内氏の妻は9日、オンラインで記者会見し「今はほっとしている」と心境を語った。 妻は「告訴以降、どうなるか不安や心配もあった」と話し、逮捕について「一つの区切りになった」とした。中傷の被害者が声を上げることは簡単ではないとした上で「この先、同じことが繰り返されてはいけない」と今後の捜査に期待した。 妻の代理人の郷原信郎弁護士は「死後の名誉毀損(きそん)は立件のハードルが高いが、夫人が重い決断をしたことで捜査機関の行動に結び付いた」と指摘。代理人の石森雄一郎弁護士は「選挙中に虚偽情報をばらまく政治家へのけん制になる」と逮捕の意義を強調した。

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