わざわざ「目隠しを外させた」上で「女性としての尊厳」を侵害…持病の「うつ」まで嘘と責め立てる、イラン刑務所看守たちの「鬼畜の所業」

イランでは「好きなことを言って、好きな服を着たい!」と言うだけで思想犯・政治犯として逮捕され、脅迫、鞭打ち、性的虐待、自由を奪う過酷な拷問が浴びせられる。2023年にイランの獄中でノーベル平和賞を受賞したナルゲス・モハンマディがその実態を赤裸々に告発した。 上司の反対を押し切って担当編集者が日本での刊行を目指したのは、自由への闘いを「他人事」にしないため。ジェンダーギャップ指数が先進国最下位、宗教にも疎い日本人だからこそ、世界はつながっていて、いまなお闘っている人がいることを実感してほしい。 世界16カ国で緊急出版が予定されている話題作『白い拷問』の日本語版刊行にあたって、内容を一部抜粋、紹介する。 『白い拷問』連載第38回 『シャワー中もトイレ中も看守が「覗き込んでくる」…キリスト教徒というだけで罪に問われるイランの、深刻すぎる「人権侵害の現状」』より続く

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