国民・玉木代表 「バズればいいという現象どう見ている?」と問う記者に「○○さんもバズり狙ってますよね?」

国民民主党の玉木雄一郎代表(56)が11日、国会内での定例会見で、政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志容疑者(58)の逮捕に関連して、記者からの「バズれば(拡散、注目を集める)いいんだという戦略が大きく社会には、悪い部分で影響を与えた。“立花現象”なるものをどういうふうに見ているか」との質問に「○○さんもかなりバズりを狙ってますよね?」と逆質問する場面があった。 玉木氏は、個人でYouTubeチャンネルを持つ記者から「立花孝志氏について、玉木さんもかつて動画で共演して、YouTubeの発信の仕方を聞いていた。彼がつくった“立花現象”なる誹謗中傷、フェイクも含めて選挙戦に勝てばいい、バズればいいんだという戦略が大きく社会には影響を与えた。改めて、今回の逮捕、死後の誹謗中傷が事件で問われるというのは、おそらく立件されれば初になる。“立花現象”というものをどういうふうに見ているか」と問われた。 「○○さんもかなりバズりを狙ってますよね?」と指摘。その上で「基本的にはSNSとか、表現の自由っていうのは、自由が最大限確保されるべきものだと思いますが、従来から申し上げている2つのものについては、やっぱり一定の規制なりが必要ではないか」と主張した。 外国勢力の選挙への介入とともに「今回のケースのように、明らかに誹謗中傷で人の命が奪われたり、あるいは家族を心身ともに大変痛める、傷つける。そういったことには一定の規制、制約が必要なのではないか」と挙げた。 立花容疑者について「もちろんまだ容疑者ですから、これから実際、どういう事実認定が行われるかということなので、予断をもって何かを申し上げることは避けたいと思いますけれども」と前置きした玉木氏は「ネットで広がるということは通常メディア、紙で配るとかとは違った拡散性、残存性においても質的に全く異なるものになってきている。人権侵害の度合いも、これまでとはレベルが異なってきている」と訴えた。 「繰り返しになりますけれども、表現の自由等については最大限配慮する。憲法上の権利でもありますからね。なんだけれども、その失われる権利の大きさということを考えると、やっぱり一定の規制が必要となってくるのではないか」と強調した。 (よろず~ニュース編集部)

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