平川市のスーパーでおととい、買い物客の頭をなたで切りつけ殺害しようとしたとして、逮捕された大鰐町の72歳の男の身柄が検察庁へと送られました。 殺人未遂の疑いで逮捕された大鰐町長峰の無職原子義久容疑者（72）は午前8時半すぎ、黒石警察署から、青森地方検察庁に送られました。 警察によりますと原子容疑者はおとといの午前11時半ごろ、買い物に訪れていた平川市のスーパーで買い物客の63歳の男性の頭などをなたで数回切りつけた殺人未遂の疑いが持たれています。 襲われた男性は、頭や左ひじに全治1週間の切り傷を負いました。2人に面識はなくセルフレジの使い方を巡って原子容疑者が被害者の男性から注意を受けたことがきっかけとみられています。 原子容疑者は事件後に酒気帯び状態で自分の車で逃走していたことから、警察は、銃刀法違反や酒気帯び運転の疑いでも捜査を進める方針です。