土佐清水市役所の家宅捜索から一夜明けて 市のトップ逮捕の官製談合疑い【高知】

高知県警が土佐清水市の程岡市長を官製談合防止法違反などの疑いで逮捕してから一夜明けました。 県警は11月11日夜、土佐清水市役所を家宅捜索し、証拠物などを押収しています。 県警は11日午後6時過ぎから午後9時半まで土佐清水市役所の家宅捜索を行いました。 この事件は、今年5月に土佐清水市が行った公共施設の電気工事の入札に絡み、最低制限価格を事前に漏らしたとして、官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで土佐清水市長の程岡庸容疑者(66歳)と土佐清水市議の永野裕夫容疑者(67歳)ら4人が11日に逮捕されたものです。 市長の逮捕から一夜明けて、土佐清水市では。 ■土佐清水市 早川聡副市長 「市民の皆様含めて大変申し訳ない気持ちでいっぱい。管理職・職員一丸となって信頼回復に一歩一歩努めていきたい」 ■土佐清水市民 「(市長は)商工会の会頭もしていたので土佐清水の商業とかに関しては期待する部分も多かったと思う。でも仲間内だけでそういう采配というのはやっぱり今のこの時代いかんと思う。絶対」 県警は12日午後に程岡容疑者ら4人を高知地検に送致し、贈収賄も見据えて事件の全容解明に向けて今後、捜査を本格化させるとしています。

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