公園の男性トイレで盗撮か 容疑者逮捕 「1000人超を撮影した」

公園のトイレに小型カメラを設置して盗撮したとして、大阪府警は12日、愛媛県西条市の無職、小林翔馬容疑者(31)を児童ポルノ禁止法違反(提供目的製造)などの疑いで逮捕したと発表した。 逮捕前の調べに「1000人を超える動画を撮影した」と話しており、府警は容疑者が交流サイト(SNS)上で盗撮した動画を販売していたとみて調べている。 逮捕容疑は今年7月上旬、愛媛県伊予市にある公園の男性トイレに小型カメラを設置して、当時16歳の少年の下半身を動画撮影したなどとしている。府警は認否を明らかにしていない。 少年課によると、容疑者は逮捕前の任意の取り調べに「約10年前から盗撮を始め、約3年前からはSNSを通じて販売していた」と説明した。少なくとも約600万円を売り上げ、ギャンブルなどに使っていたという。 府警は今年8月に容疑者宅を家宅捜索し、200本以上の動画を押収。大半が男児を盗撮したとみられる内容だった。府警が別の盗撮事件を捜査する過程で小林容疑者の関与が浮上した。【井手千夏】

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