<1分で解説>N党斉藤議員、自民との会派解消 「現政権にご迷惑」

政治団体「NHKから国民を守る党」所属の斉藤健一郎参院議員が11日、自民党との参院会派を解消することをX(旧ツイッター)で表明しました。9日に党首の立花孝志容疑者が名誉毀損の疑いで逮捕されたことを受けての判断とみられます。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「斉藤議員と自民の参院会派解消」を解説します。 Q NHK党の斉藤議員が会派を解消するんだって? A 党首の立花孝志容疑者が名誉毀損の疑いで兵庫県警に逮捕されたことを受け、「現政権にご迷惑をかけた責任と政治の停滞を避けるべく、自民との会派解消を申し出た」とXで投稿しました。 Q NHK党と自民が参院の会派を組んでいたの? A 斉藤氏は「NHKから国民を守る党」に所属していますが、10日の記者会見では「国会活動は無所属という形でやっている」と説明。「自由民主党・無所属の会」という統一会派を組んでいました。 Q 高市早苗首相はどう反応しているの? A 高市首相は10日の衆院予算委員会で、斉藤氏と統一会派を組んでいることへの見解を問われ、「NHK党と組んでいるということではなく、無所属の斉藤氏と統一会派を組んでいる」と答弁しました。 Q 野党はこの件についてどう見ているの? A 共産党の小池晃書記局長は10日の記者会見で、高市首相の説明を「筋の通らない言い訳だ」と非難しました。斉藤氏はNHK党のホームページで副党首として紹介されており、「自民の責任も問われることになる。ノーコメントで済ませる話ではない」と主張していました。

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