2025年11月12日、北海道・函館中央警察署は窃盗の疑いで自称・東京都中野区に住む会社員の男（21）を逮捕したと発表しました。 男は1月5日ごろから2月14日ごろのあいだ、当時同棲していた20代女性のキャッシュカードを無断で持ち出し、函館市内のコンビニエンスストアやスーパーマーケットにあるATMから7回にわたり総額12万4000円を引き出し盗んだ疑いが持たれています。 被害に遭った女性が警察署を訪れ、「自分の口座から不審な払い出しがあった」と話したことで事件が発覚しました。 警察がATMに設置された防犯カメラや口座の名義人を捜査したところ、男が事件に関与していることが分かりました。 男は指名手配の対象になっていて、警視庁の捜査員が東京都中野区で男を発見し逮捕に至ったということです。 調べに対し、男は「私が女性のカードを使ってお金を引き出したのは間違いない」と容疑を認めていて、動機について「当時仕事をしておらずお金がなかった」と話しているということです。 警察は盗んだお金の使い道や男の余罪について捜査しています。