不正アクセス疑い、千葉の17歳少年を再逮捕 「Snow Man」チケット詐欺

乗っ取った交流サイト(SNS)のアカウントを使って他人の銀行口座情報を入手し、少年が不正送金したとされる事件で、福島県を含む8県警の合同捜査本部は13日午前10時15分ごろ、不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺の疑いで千葉県大網白里市の無職少年(17)=同法違反などの疑いで逮捕=を再逮捕した。 再逮捕容疑は、昨年11月12日ごろ、本県外の女性から不正に入手した口座情報などを使用して銀行の認証サーバコンピューターに不正にアクセスし、女性の口座から別人名義の口座に現金1万8000円を送金するなどした疑い。県警サイバー犯罪対策課によると、少年は「銀行に不正アクセスできるか試したかった。金が欲しかった」と容疑を認めているという。 同課によると、少年は、福島市の20代女性のX(旧ツイッター)のアカウントを乗っ取った上で、そのアカウントを使ってアイドルグループ「Snow Man(スノーマン)」のライブの同行者を募った。希望した県外の女性を自作のフィッシングサイトに誘導し、電子決済のID、パスワード、口座情報などを入力させていた。少年は別人名義の口座で現金を暗号資産に換えて受け取っていた。

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