親パレスチナ活動家、高所作業車のリフトでブランデンブルク門に登る

【AFP=時事】ドイツの首都ベルリンで13日、親パレスチナの活動家がベルリンを象徴する建造物、ブランデンブルク門の上に登り、大きな横断幕を広げる騒動があった。活動家らはその後、警察に逮捕された。 作業用ベストを着た6人の活動家は13日正午ごろ、レンタルした高所作業車を観光客でにぎわう広場に乗り入れ、そのうち3人が迅速にリフトを使って高さ26メートルの門の上に登った。 「あっという間の出来事だった」とベルリン警察の報道官フロリアン・ナート氏は現場でAFPに語った。「我々は数分以内に到着したが、バスケットはすでに上昇中で、その時点で止めることはしなかった。何かが起きたり、人が落ちたりする危険があるからだ」 門に登った活動家たちは「二度と虐殺を繰り返すな──パレスチナに自由を」と書かれた横断幕を広げた。また、火をともし、スローガンを叫んだ。 一方、他の3人の活動家はトラックの運転席に閉じこもっており、警察が窓を割って強制的に逮捕した。 ナート氏によると、特別警察救助チームがブランデンブルク門に登り、活動家たちを拘束して地上に下ろした。6人の活動家全員が、不法侵入などの疑いで拘束されたという。 ブランデンブルク門が高所作業車によって損傷を受けたかどうかについては、捜査官が確認中だという。【翻訳編集】 AFPBB News

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