立花容疑者が伊東市長選で「獄中出馬」ならぬ留置場出馬を検討 支援者からの要請が前提

今年1月に死亡した元兵庫県議の竹内英明氏=当時(50)=への名誉毀損(きそん)容疑で逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党」党首、立花孝志容疑者(58)が、立候補に意欲を示していた12月14日投開票の静岡県伊東市長選について「留置場内でも場合によっては立候補を考えたい」と説明していることが14日、分かった。接見した弁護士が同日、ユーチューブで説明した。 立花容疑者は逮捕後に出馬表明会見を予定していたが、代理人も含めて姿を見せず、会見は中止となった。兵庫県警は「政治活動の自由は最大限尊重されるべきだ」とした上で、容疑者の発言は「事実無根で真実相当性がない。罪証隠滅の恐れを考慮した」と逮捕理由を説明していた。 弁護士は14日更新の動画で、立花容疑者が支援者からの要請があれば「獄中ではないが、留置場内でも場合によっては立候補を考えたい」との考えを示したと説明した。 伊東市長選は、学歴詐称疑惑が指摘されている田久保真紀前市長(55)の失職に伴い実施される。田久保氏も立候補する意向を固めている。

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