去年10月から今年2月にかけ宮城県名取市の男性に覚醒剤を密売しようとしたなどとして、群馬県に住む夫婦が逮捕・書類送検されました。また、客8人も摘発されています。 覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕・書類送検されたのは、群馬県の会社員・髙野惠彦被告(70)と、妻で介護職員の髙野栄子被告(56)です。 警察によりますと2人は、去年10月、名取市内に住む男性に覚醒剤1グラムを宅配便で発送し密売しようとした疑いがもたれています。2人は、今年2月までに覚醒剤を密売するなどしたとして合わせて9回、逮捕または書類送検されていて、一部の犯行ではすでに起訴され公判中となっています。 また、今回の事件では客8人も摘発されています。 2人は、「生活費に充てるためだった」などと容疑を認めているということです。警察は、覚醒剤の入手ルートなどについて引き続き捜査を進めています。