2025年10月に札幌市中央区で発生したタクシー強盗事件で、札幌・中央警察署は11月19日、札幌市中央区に住む無職・桜井学容疑者(38)を強盗致傷の疑いで逮捕しました。 桜井容疑者は10月7日午前5時すぎ、札幌市中央区南5条西5丁目でタクシーの乗車料金610円を支払わずに降車して逃走し、追いかけてきた運転手の男性(68)の胸ぐらをつかんで地面に引き倒す暴行を加え、けがをさせた疑いがもたれています。 運転手の男性は、首や腰を捻挫する軽傷です。 警察によりますと、桜井容疑者はタクシーが走行している間に自らドアを開けて車から降り、追いかけてきた運転手に暴行を加えたあと、乗車料金を支払わず徒歩で逃走していました。 警察は防犯カメラの映像などから桜井容疑者を特定し、逮捕に至ったということです。 桜井容疑者は「弁護士と話してからじゃないと何も話したくないです」と容疑を否認しています。 また、桜井容疑者は「当時、酒に酔っていた」と話していて、警察は当時の桜井容疑者の所持金や走行中に突然車を降りた理由などについて調べています。