他人のアカウント情報を利用し携帯電話回線を不正に契約したとして愛媛県の男子高校生が逮捕されました。 回線は、クレジットカードを不正利用するグループに転売されていたということです。 18日に逮捕されたのは、愛媛県に住む男子高校生(18)です。 警察によりますとこの男子高校生は今年6月、他人のアカウント情報を利用し、携帯電話回線eSIMを不正に契約した疑いがもたれています。 調べに対し、「これまでに数え切れないくらいeSIMを不正契約して、販売していたことは間違いありません」などと容疑を認めているということです。 この男子高校生は、不正契約したeSIMを神奈川県の男子高校生(17)に販売していたとみられていて、さらに、そのeSIMは、クレジットカードを不正利用するグループに転売されていました。 今年5月から8月の間に2100回線以上のeSIMを不正契約していたとみられていて、それぞれ1600円から5000円で販売していたということで、警察が詳しく調べています。 また警察は、eSIMを転売したとみられる神奈川県の男子高校生についても、今年2月、電子マネー1500円相当を支払い、他人名義のクレジットカード番号などの提供を受けたとして、18日、逮捕しました。 調べに対し「クレジットカード番号をもらったことはあるが、対価としてお金を支払ったことはない」などと容疑を一部否認しています。