会津若松市のパチンコ店で多額窃盗事件 新たに3人逮捕 事件の被害金を資金洗浄か 福島

会津若松市のパチンコ店で起きた多額窃盗事件を巡って、新たに3人の男が逮捕されました。3人は、主犯格とみられる男からの依頼を受け、事件の被害金を、犯罪収益であることを隠すマネーロンダリング(資金洗浄)したとみられています。 今年8月、会津若松市のパチンコ店に男らが侵入し、現金2600万円あまりが盗まれた事件で、これまでに男10人が逮捕されています。 警察は20日、事件を巡って、神奈川県相模原市の会社員、下木原尚人容疑者(32)と埼玉県蓮田市の会社員、白川将也容疑者(29)、埼玉県さいたま市の会社員、中村謙太容疑者(29)の3人を組織的犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿罪)の疑いで新たに逮捕したほか、窃盗事件の主犯格とされる東京都豊島区の会社役員、佐々木綾哉容疑者を組織的犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿罪)の疑いで再逮捕しました。 3人は佐々木容疑者の依頼を受けて、パチンコ店で盗んだ現金の一部を佐々木容疑者の会社事務所で受け取ったあと、それぞれの口座から佐々木容疑者が経営する法人名義の口座に合わせて約1400万円を振り込み、正当な事業収入であるように装った疑いがもたれています。 捜査関係者によりますと、3人はいずれも佐々木容疑者の知人で報酬目当てで、事件に関わったとみられています。警察は4人の認否を明らかにしておらず、事件の全容解明を進めています。

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