「犯罪インフラ」として活用か、口座不正開設容疑で中国籍の男ら逮捕

他人に利用させる目的で不正に銀行口座を開設したとして、京都府警は4日、詐欺容疑で、中国籍で京都市伏見区深草下川原町の会社役員、顧倍圣容疑者(56)ら男3人を逮捕した。府警は認否を明らかにしていない。 この口座には特殊詐欺の被害金が振り込まれていたといい、府警は犯罪インフラとして口座を開設したとみて経緯を調べる。 逮捕容疑は4~5月、他人に利用させることを目的に兵庫県養父市の金融機関で不正に口座を開設し、普通貯金通帳1冊とキャッシュカード1枚を詐取したとしている。 府警によると、容疑者らが関与し、同様の手口で開設された可能性のある口座がほかに計28口座見つかっている。 府警は11月、無資格で会社設立の登記を行ったとして容疑者らを司法書士法違反容疑で逮捕。京都地検は4日付で不起訴処分とした。理由を明らかにしていない。

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