27年朝ドラ『巡(まわ)るスワン』ヒロイン・森田望智とは 『全裸監督』『シティーハンター』『虎に翼』など出演

NHKは21日、再来年春に放送する2027年度前期の連続テレビ小説のタイトルが『巡(まわ)るスワン』に決定したと発表。ヒロインは森田望智(29)、脚本はバカリズムが務める。 森田は1996年9月13日生まれ、神奈川県出身。O型。映画『一週間フレンズ。』や、NHK-BSプレミアム『真夜中のパン屋さん』、ドラマ『アドレナリンの夜』などに出演。Nefflix『全裸監督』で一躍脚光を浴び、連続テレビ小説『おかえりモネ』、ドラマ『妻、小学生になる。』『バイパイ、マイフレンド』、映画『さがす』など数々のドラマや映画に出演。近年、連続テレビ小説『虎に翼』では主人公の女学校の同級生で後に義姉となる米谷花江、Netflix『シティーハンター』ではヒロイン・横村香、夜ドラ『いつか、無重力の宙で』では主人公の親友・日比野ひかりを演じた。 作品によって異なるイメージを作り上げるとして注目されており、今月28日公開の映画『ナイトフラワー』では格闘家を演じており、半年間で7キロ増量。「お肉とお米ばっかり食べてました。寝る前にステーキとか焼いて…。動いたら痩せてしまったり」などと、役作りへの思いを話していた。 ■『巡(まわ)るスワン』ヒロイン・森田望智の役柄 元々、「将来は地元で公務員になりたい」くらいの気持ちだったが、大学生の頃たまたま再放送されていた刑事ドラマを見て「自分も犯人を逮捕してみたい」と思い、警察官を志す。現在は、長野県警佐和警察署の生活安全課に勤める巡査長。社会人としてごく普通の常識と倫理観を持ち業務をこなし、休日には地元の友人とランチや買い物に行き、たまに愚痴をこぼしたりしながらストレスを発散する、どこにでもいそうな20代後半の女性。 ■『巡(まわ)るスワン』物語 長野県佐和市で生まれ育った主人公は、警察学校を卒業後、交番で経験を積み、現在は故郷の長野県警佐和署生活安全課で警察官として働いている。生活安全課の使命は、市民からの相談対応を通じ、事件を未然に防ぐこと。扱うのは、悪徳商法、不法投棄、行方不明者、少年非行、DVやストーカー、風俗営業の許認可、防犯啓発活動など多岐にわたる。 刑事に憧れて警察官となったが、犯人を逮捕したことはなく防犯イベントで犯人役として逮捕されてばかり。新聞もテレビも取り上げない地味な仕事に不満は感じつつも、佐和署生活安全課の個性的な上司や先輩、後輩たちと真面目に業務に取り組んでいる。 休日になると、高校の同級生とカフェや旅行に行ったり、自宅でたこ焼きパーティーを開いたりと普通のOLと変わらない時間を過ごしている。このひとときが大切なストレス発散の時間だ。しかし、友人の車の助手席に座っていると、パトカーでの癖が出てしまいつい安全確認をしたり、バックの誘導をしそうになったりすることもある。 そんな日々を重ねながら、異動で警察署が変わっても生活安全課の警察官としての経験を積み、やがて地域に信頼される存在となっていく。年月を経て佐和署の生活安全課長となった主人公は、佐和湖に浮かぶ白鳥号を見つめながら思う――「今日も何も起こらなかったな」 ※佐和市は、長野県諏訪市など諏訪湖周辺をイメージした架空の町。

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