「粉飾はやってしまっている」粉飾決算指南で銀行から融資金約5000万円詐取か 経営コンサルら逮捕

大阪市の経営コンサルタントの男が、赤字の会社の決算報告書を粉飾して、銀行から約5000万円の融資金をだまし取った疑いで逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪市の経営コンサルタント、平井登容疑者(50)です。 捜査関係者によりますと、平井容疑者は3年前、担当していた不動産管理会社の元社長、山口博巳容疑者(59)と共謀し、赤字だった会社の決算報告書を粉飾して、銀行から約5000万円の融資金をだまし取った疑いがもたれています。 平井容疑者は逮捕前、読売テレビの取材に対し容疑を認めていました。 平井容疑者 「粉飾はやってしまっている。(粉飾を)指南したことについて、責任を逃れるつもりはございません」 警察は、逮捕後の2人の認否を明らかにしていません。 平井容疑者は、他にも複数の会社の経営コンサルタントをしていて、警察は余罪がないか調べる方針です。

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