フィギュア万引き→会計せず退店→追跡され“爪やすり”で反撃 53歳無職男を事後強盗容疑で逮捕〈仙台〉

仙台市の玩具販売店でフィギュア3個を盗んだうえ、追いかけてきた店員に「爪やすり」で暴行を加えたとして、53歳の無職の男が事後強盗の疑いで逮捕された。 逮捕されたのは仙台市泉区の53歳の無職の男。警察によると、男は22日午後8時45分ごろ、泉区内の玩具販売店で自分のコレクション目的でフィギュア3個(販売価格計1万5300円相当)を紙袋に入れ、会計をせずに店を出たという。 出口付近で万引き防止ブザーが鳴り、30代の男性従業員が駆けつけたところ、男はその場から離れたため、従業員が走って追いかけて取り押さえた。すると男は持っていた折りたたみ式の「爪やすり」で従業員の左肩を突き、暴行を加えたとされる。従業員にけがはなかった。 男はその後、店内に連れ戻され、警察に引き渡された。調べに対し、「走って逃げたわけではない」とする一方で、「そのほかの事実は間違いない」などと話し、容疑を一部否認している。

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