福岡県内 今年の被害110億円超で過去最悪ペース ニセ電話・SNS型投資など詐欺 警察官になりすます手口が急増

福岡県警は、今年県内で確認されたニセ電話詐欺などの被害が過去最悪のペースで増加し、被害額が110億円を超えたと発表しました。 福岡県警によりますと、今年10月末までの県内のニセ電話詐欺やSNS型投資詐欺、ロマンス詐欺の被害額は、合わせて約110億4000万円で過去最悪だった去年を大きく上回っています。 特に増えているのが警察官になりすまして偽の逮捕状などを提示する手口で、認知件数は560件、被害額は約36億1000万円と、いずれも去年の同じ時期の4倍以上となっています。 また、暗号資産を購入させて指定先に送金させるなど、金融機関などによる防止が困難な手口も増えているということです。 警察は、こうした詐欺の手口に注意するよう呼びかけています。

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