2023年4月期に放送されたTBS・日曜劇場「ラストマン 全盲の捜査官」の完全新作スペシャルドラマ「ラストマン 全盲の捜査官 FAKE/TRUTH」に、吉田鋼太郎と「Snow Man」の向井康二がゲスト出演することがわかった。吉田は支持率下落で窮地の内閣総理大臣役、向井はテレビ局の元番組ディレクター役を演じる。 「ラストマン 全盲の捜査官」は、事件を必ず終わらせる最後の切り札=“ラストマン”と呼ばれ、数々の事件を解決してきた全盲のFBI捜査官・皆実広見と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗が凸凹バディを組んで難事件を解決していくバディドラマ。12月24日には「映画ラストマン FIRST LOVE」が公開されることが、既に発表されている。 連続ドラマの最終回は、皆実が研修を終えアメリカ・ワシントンDCへ帰国し、今度は心太朗がFBIの研修で渡米することになって幕を閉じた。スペシャルドラマは、その連続ドラマの直後から始まるストーリーとなっている。皆実役の福山雅治、心太朗役の大泉洋のほか、永瀬廉(King & Prince)、今田美桜、松尾諭、今井朋彦、奥智哉、木村多江、吉田羊らレギュラーキャストが続投し、新たに松本若菜がキャスター・播摩みさき役で出演することも発表されている。 ワシントンとNYでも最強のバディとなったふたり。心太朗は半年間の研修を終え帰国し、日本とNYで離れて過ごすことに。そして2025年、皆実はテレビ出演のために再び日本へ。そこで、訪れた番組スタジオが武装したテロリストに占拠されてしまう。皆実とともに生放送に出演中のキャスターや総理大臣を人質にとり、身代金10億ドルを用意できなければ東京で爆弾を爆発させるという前代未聞のテロ事件が発生。一方、皆実が拘束されていることを知った心太朗。皆実と人質たちを救うべくスタジオに向かうが、そこには皆実のアテンドできていた佐久良が身を潜めていた。 吉田演じる内閣総理大臣・五ノ橋義実は、播摩がキャスターを務める生放送番組にゲスト出演中、皆実らとともに武装テロリストの人質になってしまう。テロリストたちは身代金10億ドルを要求し、用意できなければ都内に仕掛けた爆弾を爆発させると宣言。爆弾のカウントダウンが進む中で、五ノ橋は総理大臣として、どのような決断をくだすのか……。 向井扮する元番組ディレクター・栗原幹樹は、とある出来事がきっかけで現在はディレクターをやめており、深い孤独を抱えながら生活している。物語のキーマンになる役どころだという。 完全新作スペシャルドラマ「ラストマン 全盲の捜査官 FAKE/TRUTH」は、12月28日午後9時からTBSで放送。吉田、向井のコメント全文は以下の通り。 ■吉田鋼太郎(五ノ橋義実役) 皆様が大好きな、愛してやまない「ラストマン」に今回出演させていただきました。 総理大臣という途方もない役でございまして。しかもやりたい放題、言いたい放題、わがまま放題と、どのような総理大臣になっているのか自分でもかなり不安ではあるんですが、一生懸命やっております。 ぜひ皆さん寛大な心で、ハラハラドキドキしながら一緒に見てください。私もドキドキしながら見たいなと思っております。今回の「ラストマン」もまるでジェットコースターのようなエンターテイメントで、スリルとサスペンスでありながら、今の世の中が抱えている問題に対してグサッとメスを入れるようなシリアスな内容も持っております。見どころ満載でございますので、ぜひお見逃しなく。 ■向井康二(栗原幹樹役) (オファーを受けて)嬉しいです。「私ですか?」みたいなところもありますけども、もともと「ラストマン」を見ていたので、その世界観に入れるんだっていう喜びはありますし、ファンが多いドラマなのでプレッシャーもありますが、一生懸命頑張りたいと思いました。僕はこういう役を意外とやっていないというか、舞台などでも僕はハッピーな感じや、お笑いとかのイメージが多いんですけど、また違った一面を皆さんに見せられるかなと思います。今はやっぱりSNS時代ですし、顔も見えない人が意見を言える世界ですけど、一つの一人の意見だから顔が見えなくても重みがある、そういう事も改めて伝わると思います。