フランス・パリのルーブル美術館から宝飾品などが奪われた事件で、パリの検察当局は25日、新たに4人を逮捕したと明らかにしました。フランスメディアは、これで全ての実行犯が逮捕されたと伝えています。 ことし10月にルーブル美術館で発生した宝飾品などの盗難事件で、パリ検察は25日、新たに4人の容疑者を逮捕しました。逮捕されたのは、パリ近郊出身の38歳と39歳の男2人と、31歳と40歳の女2人です。 犯行当時、防犯カメラには、4人の実行犯が映っていましたが、フランスメディアは、逃走中だった実行犯の最後の1人が逮捕されたと報じています。 これまでに4人が起訴されていますが、盗まれた宝石の行方は分かっていません。検察当局は組織的な背景などを慎重に捜査しています。