会津若松市のパチンコ店で起きた多額窃盗事件の裁判で、指示役とされる被告の男は起訴内容を認めました。 窃盗と建造物侵入の罪に問われているのは、東京都の会社役員・佐々木綾哉被告(25)と宮城県の無職・菅井陽被告(22)の2人です。 起訴状によりますと2人は、複数人と共謀して会津若松市のパチンコ店に侵入し、店内の現金2600万円あまりを盗んだとされています。 25日の初公判で検察側は、指示役とされる佐々木被告が、この事件で逮捕されている別の男を介して菅井被告に犯行を持ち掛けたなどと指摘しました。 佐々木被告は「間違いありません」と起訴内容を認めています。 一方、菅井被告は、運転手役の男を紹介する手助けをしただけだと主張し、事件に共謀したとする起訴内容を一部否認しています。