長崎市に住む公務員の男性に対し「闇金から金を借りており支払いが滞っている」「このままでは海外に売られてしまうので金を貸してほしい」などとうそを言って現金約285万円をだまし取ったとして、風俗店従業員の女が詐欺の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは大阪市中央区に住む風俗店従業員の女(25)です。 警察によりますと女は今年3月から6月にかけて長崎市に住む公務員の男性(30代)に対し、SNSの通話機能やチャット機能を使って「闇金から金を借りており支払いが滞っている」「このままでは海外に売られてしまうので金を貸してほしい」などとうそを言って、女の銀行口座に13回にわたって現金合計約285万円を振り込ませ、だまし取った疑いがもたれています。 今年10月に男性から被害届を受けた警察は、捜査の結果、犯行が明らかになったとして女を今月26日に詐欺の容疑で逮捕しました。 女は長崎県外の風俗店で働いていて、今年に入り仕事を通じて男性と知り合ったということで、警察の調べに対し「だましたつもりはない。返済するつもりだった」などと話し、容疑を否認しています。