障害者施設で入所者にひざ蹴りし失明させた疑い 22歳の職員を逮捕

障害者施設の入所者の男性をひざ蹴りして左目の眼球を破裂させて失明させたとして、兵庫県警は26日、兵庫県三田市東本庄の介護職員上竹英(あきら)容疑者(22)を傷害の疑いで逮捕し、発表した。「男性の態度に腹が立った」と容疑を認めているという。 三田署によると、上竹容疑者は9月1日午前5時~5時40分ごろ、就寝中だった入所者の20代の男性をひざ蹴りし、左目の眼球を破裂させ、失明させた疑いがある。 男性は知的障害などがあり、意思疎通が難しい状態だという。 署が施設側に聞いた話によると、事件当日は、他の職員が部屋から泣き声がするのに気づき、様子を見に行くと、男性の目から出血があり、病院に搬送したという。 その後、施設側が調査を進めたが、上竹容疑者は関与を否定していたという。 9月下旬に施設側から県警に相談があった。防犯カメラなどを捜査し、上竹容疑者に任意で事情を聴いたところ、関与を認めたという。(新屋絵理)

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