“ポケカ”無人店からの窃盗容疑 実行役とみられる中学生を逮捕 高校生ら5人と共謀 熊本

11月14日、熊本市にあるトレーディングカードの無人販売店からポケモンカードが盗まれた事件で、警察は事件に関わったとして、中学生を新たに逮捕しました。 建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定で中学3年生の少年(15)です。 この事件をめぐっては、今月16日までに、熊本市に住む運送業の男や高校1年生の少年など、15歳から19歳の合わせて5人が同じ容疑で逮捕されています。 今回、逮捕された中学生も、この5人と共謀して、14日午前1時半ごろ、熊本市中央区渡鹿にあるトレーディングカードの無人販売店に侵入し、15万3000円相当のポケモンカード1箱を盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、少年は店内に侵入した実行役とみられ、既に逮捕された5人の供述や防犯カメラの映像などから関与が発覚しました。 一連で逮捕された6人は知人関係にあり、実行役と見張り役、運転役に分担していたといい、警察は指示役など背後関係の有無も調べる方針です。 一方、店によりますと、今回の事件が起きた際には、他にもカード30箱(約80万円相当)が盗まれ、さらに商品ケースも壊されたことから、被害総額は250万円に上るということです。 警察は、逮捕した6人の関係先から、複数のポケモンカードを見つけていて、今回の事件との関連を調べています。 少年は熊本県内の中学校に在籍していますが、自宅には帰っておらず、どこで寝泊まりしていたかは分かっていないということです。 警察は少年の認否について、「捜査に支障がある」として明らかにしていません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加