栃木・宇都宮市の住宅で男性が頭などから血を流した遺体で見つかった事件で、現場から逃走した39歳の男が殺人の疑いで逮捕されました。 自称・会社員の鄭龍植容疑者(39)は5日午前5時ごろから午前8時の間、宇都宮市鶴田町で知人だった中村翔さんの頭を瓶で殴るなどの暴行を加え、殺害した疑いが持たれています。 中村さんの顔には切り傷が数カ所あったということです。 鄭容疑者は現場から車で逃走していましたが、警察によって群馬県内で発見され、身柄が確保されました。 調べに対し、鄭容疑者は「瓶や手で複数回殴ったことは間違いないが、殺すつもりはなかった」と殺意を否認しているということです。 警察は、2人の間にトラブルがあったとみて、鄭容疑者が犯行に至った詳しいいきさつを調べています。