今年8月、大阪市の家電量販店で不正に入手した他人の電子マネー決済画面を提示し、店員から約40万円のタブレットをだまし取ったとして女2人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、いずれも栃木県に住む黒田裕香容疑者(31)と、小浦優容疑者(32)です。 警察によりますと2人は、他の者と共謀し大阪市内の家電量販店で不正に入手した他人の電子マネー決済画面を提示し、店員から約40万円のタブレット1台をだましとった疑いが持たれています。 今年8月、名古屋市内で同様の犯行をしたとして逮捕された男のスマホ解析などから2人の容疑が発覚、2人はこの男を勧誘した「闇バイト」のリクルーターとみられSNSで実行役を募集していたということです。 調べに対し2人は容疑を認めていて、黒田容疑者は「生活費欲しさに勧誘にのった」小浦容疑者は「ホストなどで借金を重ね首が回らなかった」などと供述しているということです。 警察は組織的な犯行とみて、全容解明に向け調べを進めています。