園児の服つかみけが負わす、通報するふりも… 不適切保育で60代保育士を戒告 旭市

旭市は28日、保育園児にけがを負わす不適切な保育を行ったとして、会計年度任用職員で60代の女性保育士を戒告の懲戒処分にした。 市によると、保育士は勤務していた市立中央第三保育所で6月、おもちゃの取り合いをしていた2歳男児を注意した際、男児の服をつかんで胸にかすり傷を負わせ、さらにスマートフォンで警察に通報するふりをして脅した。 保育士は7月、男児に対する傷害容疑で逮捕されたが、容疑を否認。不起訴となった。自宅待機になっているが、現場復帰を望んでいるという。 米本弥一郎市長は「信頼を損なう行為で、深くおわびする。事案を重大に受け止め、二度と起こらないよう法令順守、綱紀粛正を改めて徹底する」とした。

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