三重県警鈴鹿署は2日、鈴鹿市の商業施設駐車場で交通事故処理車を盗んだとして、窃盗の疑いで伊賀市三田、無職太田陽一郎容疑者(44)を現行犯逮捕した。「乗り心地が良さそうだった。自宅に帰ろうと思った」と容疑を認めている。呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出されており、署は道交法違反(酒気帯び運転)の疑いでも捜査している。 署によると、署員が交通事故に対応していたところ、容疑者が事故処理車に乗り込み逃走した。無施錠でエンジンがかかった状態だった。署員がパトカーで追跡し、約5分後に1キロほど離れた場所で停止したという。