《函館繁華街ビル火災》混乱のさなかで現場でテレビ局のカメラが盗難 漫画11冊万引きも…一夜明け別事件が次々と発覚

大量の煙に巻かれながら消火活動をする消防隊員。 ビル火災が函館の繁華街を騒然とさせました。 瞬く間に建物に燃え広がる火。吹き出す炎が空を赤く染めました。 それから、一夜。 麻原衣桜 記者 「火はおよそ17時間後に消し止められましたが火元とみられるビルは崩落し焼け焦げています」 変わり果てた現場のビル。 付近は広い範囲に規制線が張られ、警察と消防が3日午前から実況見分を行いました。 不動産会社などが入った火元とみられるビルは全焼。 ただ、火事の原因はわかっていません。その火事のさなか、別の事件が起きていました。 麻原衣桜 記者 「この火事で繁華街が騒然となる中、混乱を利用した火事場泥棒が現場付近のデパートなどで相次ぎました」 2日午後3時半ごろ、現場近くの丸井今井函館店にある書店から漫画11冊を盗んだ疑いで無職の36歳の女が逮捕されました。 女は「会計するのを忘れていた」と容疑を否認しています。 また、現場で取材中のUHB北海道文化放送のテレビカメラが何者かに持ち去られたことも発覚。UHBは被害届を出し警察が窃盗事件として捜査しています。

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