覚醒剤を使用して車を運転し、ひき逃げ事故を起こしたとして、警視庁交通捜査課は4日までに、自動車運転処罰法違反（危険運転致傷）と道交法違反（ひき逃げ）の容疑で、住所不定、無職鈴木英正容疑者（62）を再逮捕した。 「逃げたのは間違いないが、覚醒剤を使用したかは疑問」と容疑を一部否認している。 再逮捕容疑は10月12日午前9時半ごろ、東京都台東区元浅草の都道で、覚醒剤の影響により正常に走行できない状態で運転。車両に衝突し、乗っていた60代男性に約2週間のけがをさせたが、そのまま逃走した疑い。 同課によると、鈴木容疑者は事故の約6時間前に覚醒剤を使用したとみられる。ドライブレコーダーには、事故前に赤信号を無視したり、青信号で停止したりするなどの不審な動きが映っていた。