プーチン大統領とモディ首相の露印会談始まる ウクライナ情勢に言及

ロシアのプーチン大統領とインドのモディ首相の会談が5日、インドの首都ニューデリーで始まった。 会談の冒頭、モディ氏はウクライナ情勢について言及し「世界は再び平和へと進むと信じている。我々はあらゆる平和への努力を支持する」と強調。プーチン氏は「平和的解決に向けた尽力に感謝する」と応じた。 プーチン氏の訪印は4年ぶりで、2022年のウクライナ侵攻以降初めて。ロシアとインドは旧ソ連時代から友好関係にあり、米欧による対露制裁が続く中、ロシアにとって対露関係重視の姿勢を示すインドは重要なパートナーとなっている。 今回の訪問を通じ、両首脳は経済や防衛分野での連携強化を図るとみられる。 国際刑事裁判所(ICC)は23年3月、戦争犯罪に当たるとしてプーチン氏らに逮捕状を出したが、インドはICCに加盟していない。【ニューデリー松本紫帆】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加