歩行困難者らに路上駐車を許可する「駐車禁止除外指定車標章」を偽造して使ったなどとして、大阪府警交通指導課は5日、偽計業務妨害や偽造有印公文書行使などの疑いで、大阪市淀川区の不動産会社経営、川平敏昌容疑者(57)を逮捕、送検したと発表した。容疑を認め、「不動産の案内などでかかる駐車代金の経費を浮かせるためだった」と供述しているという。 送検容疑は令和5年10月~今年11月、大阪市中央区や淀川区の路上で、偽造した標章を車のダッシュボードに掲出し、使用したなどとしている。 同課によると、川平容疑者は拾った標章をパソコンで加工し、コピー機で印刷したと説明しているという。警察官が現場で標章を照会し、偽造が発覚した。