西アフリカにあるベナンで、兵士らが大統領らを解任したと声明を出しました。しかし、政府はクーデターの試みは「失敗に終わった」と発表しています。 ベナンで7日、兵士らでつくる「再建のための軍事委員会」と名乗るグループが、国営メディアを通じて、タロン大統領らを解任したと声明を出しました。 ベナンにあるフランス大使館は、大統領の邸宅近くで銃撃があったとして、状況が明らかになるまで自宅で待機をするよう呼びかけました。 一方、ベナンの内相は「一部の兵士たちが、国家を不安定化させる目的で反乱を起こした」と発表しました。また「軍の対応によって、事態は制御され、阻止された」と述べ、クーデターは失敗したと明らかにしています。 ロイター通信は、関わった14人が逮捕されたと伝えています。（ANNニュース）