イスラエル軍、ヨルダン川西岸で投石のパレスチナ人に発砲 1人死亡

[ラマッラー 7日 ロイター] – イスラエル軍は7日、占領下のヨルダン川西岸で車に石を投げつけていたパレスチナ人3人に発砲し、うち1人を殺害した。軍が発表した。 パレスチナ赤新月社によると、この事件で1人が死亡、1人が負傷したという。パレスチナ当局は現時点でコメントを出していない。イスラエル軍は死亡した1人のほか、1人が「無力化」され、1人が逮捕されたとしている。 イスラエル軍は前日には、ヨルダン川西岸の都市ヘブロンの検問所で、車に乗りイスラエル軍に向かってきたパレスチナ人の10代の若者と通行人を殺害した。 軍は当初、兵士らが向かってきた車に発砲し、2人の「テロリスト」を殺害したと発表したが、その後、関与したのは1人だけだったと明らかにした。 イスラエルの治安当局者によると、車を運転していたのは17歳のパレスチナ人で、このほか55歳の通行人が死亡した。 パレスチナ自治政府の通信社WAFAは、55歳の犠牲者は市の道路清掃員で、仕事中に殺害されたと報じた。別のパレスチナ人の殺害についても伝えたが、兵士が発砲した状況には言及していない。

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