大阪府警は10日、大阪市消防局の消防士、古木良亮容疑者(37)=同市東淀川区南江口3丁目=を覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕し、発表した。古木容疑者は「弁護士が来てから考えます」と話しているという。 東淀川署によると、古木容疑者は11月28日ごろから12月8日までの間に、覚醒剤を使った疑いがある。知人女性に対する監禁の疑いで8日に現行犯逮捕され、取り調べで不審な点があったため採尿したところ、覚醒剤反応が出たという。 大阪市消防局によると、古木容疑者は城東消防署に所属する消防士長という。同局は「事実関係を確認の上、厳正に対処し、市民の信頼回復に努めていく」とコメントしている。(岡純太郎)