【12月12日 KOREA WAVE】ソウル市内で貴金属店を狙った強盗未遂事件が発生し、20代の男が警察に逮捕された。男は工具で店舗のガラス扉を何度も叩いたものの、強化ガラスを破壊できずにそのまま逃走。約15時間後に警察が身柄を確保した。 韓国メディア「チャンネルA」の12月9日報道によると、犯行当時、男はオートバイで現場に到着し、周囲を確認した後、手にしたハンマーで店のガラス扉を繰り返し叩いた。 しかし、ガラスには細かい傷が付いただけで破損には至らず、男は犯行を断念し逃走した。店主によると、ガラスは「強化ガラス」とのことで、防犯性能の高さが犯行阻止につながったとみられる。 男はこの直前にも、近隣の別の貴金属店に侵入を試みていた。このときは扉を壊して侵入には成功したが、店内に展示された貴金属がなかったため、盗んだものはなかったという。 通報を受けた警察が約15時間後、近隣の商業施設に身を潜めていた男を逮捕。男は「生活が苦しく、やむを得ず犯行に及んだ」と供述しているという。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News