「置き配」繰り返し盗む 窃盗事件29件を追送検/埼玉県

ことし7月玄関先に配達する「置き配」で届けられた荷物を盗んだとして逮捕・起訴された男について、警察は29件の窃盗事件に関わったとして12日追送検し、捜査を終えたと発表しました。 窃盗の疑いで追送検されたのは、日高市高萩の無職、島村佑輔被告(34)です。 警察によりますと、島村被告はことし7月、川越市のアパートに置き配で届けられた荷物を盗んだ疑いで逮捕、起訴されました。 その後の捜査で警察は、島村被告が去年1月からことし6月までの間に、飯能市や日高市など県西部の6つの市と町で、アパートや一軒家に置き配で届けられた荷物が盗まれる、被害総額およそ36万円の窃盗事件29件に関わったことを確認し、12日追送検しました。 島村被告は調べに対し、「置き配を盗む目的で外出していました」と容疑を認め、散歩やサイクリングを装っていたということです。 島村被告の自宅からは400点以上の衣類やブランド品などが押収されていて、このうちおよそ300点の持ち主が判明していないということで、警察は持ち主を探しています。

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