民主党、解散を正式決定 国安法施行で存続困難に 香港

【香港時事】香港最大の民主派政党、民主党は14日、解散の賛否を問う党員大会を開き、党の解散を正式に決定した。 2020年に中国主導で香港国家安全維持法(国安法)が施行された後、統制強化で党勢が弱まり、存続が困難になっていた。 香港では国安法施行後、当局が民主派への締め付けを強化。民主党幹部らも逮捕された。21年には選挙制度が変更され、親中派に有利になった。政府に批判的な民主派は選挙から排除され、候補者の擁立すらできず、立法会(議会)は親中派が独占している。 民主党は1994年創設。香港が中国に返還された97年以前から活動していた。

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